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家事に恋する高校生が発信したいもう1つの理由


(この記事は2020年4月13日に作成されたものです。)


今年の春は感染しないように、また重症化しやすい人のために出かけず、おうちから見える小さな桜を眺めています。

1年前はどこの桜を眺めていたか・・・思い返すと私は毎日通っていたお母さんの病院の帰り道の公園の桜が蘇ってきます。


去年の春、私のお母さんは「劇症1型糖尿病」という病気を突然発症しました。 糖尿病と聞くと甘いものや塩分の摂り過ぎ、運動不足など生活習慣の乱れが原因と思う人が多いと思います。実際そう思っていた私は、健康にとても気を使っていたお母さんが何故糖尿病に?と不思議で仕方ありませんでした。

しかし糖尿病には大きく分けて2種類あり、生活習慣病で発症する「2型糖尿病」。遺伝子や過度なストレスなどによって発症する「1型糖尿病」というものがあります。

私のお母さんの場合は、ストレスなどが原因の1型糖尿病。健康に見える人も突然病気になることがあるということ、ストレスや過労で人は病気になることがあるということ、そして糖尿病が自己管理が原因ではなくても発症するものだということをこの時初めて知り、糖尿病への自分が持っていた偏見に反省しています。 また正しい知識を持つということは、その人への思いやりに繋がると学ぶきっかけになりました。



腕にセンサーをつけ、かざすことで血糖値を測定し、管理できる機械「リブレ」

最初は家庭料理研究家でもあり、「食」を誰よりも楽しんでいたお母さんが、好きなように食べられないと思うと悔しくて何とも言えませんでした。

食べられないものを美味しそうに見ているお母さんを横で見ていた私は、今まで気にしていなかった低糖質スイーツや炭水化物(糖質)を気にして買い物をするようになりました。

糖質に対しての意識が高まっていくうちに、「自分も糖尿病の人たちのためにお母さんのために低糖質で美味しいものを色々作ってみよう!」と思いました。

今では自分が作ったお菓子やご飯で、お母さんの血糖値がどのくらい上がるのかをみるのが習慣になり、様々な美味しい低糖質レシピを発見しました。 ネガティブに思えることも、ポジティブに捉えることで自分の世界を広げていきたいです。


家事に恋する現役高校生:2005年生まれ。同世代に家事の魅力を広めたいという想いから、楽しみながらできる家事のノウハウを定期的に発信していきます🗣インスタではおうちパティシエとして発信中👩‍🍳

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